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英語を英語で考えるための「英英英単語辞典」紹介

2020年12月5日

英会話や英語の読み書きが上達するコツは「英語の単語」「英語の言い回し」をできるだけ多く覚えることです。

以前も語りましたが、結局は英語って「暗記」に尽きると思うんですよね。

いかに先に上げた2つを覚えるか。これに尽きます。

まずは頭で覚えて、続けて体に覚え込ます。

スポーツと同じですよね。そう。語学は言葉のスポーツなのです。

で、その「単語」「言い回し」を効率よく覚える方法があります。

それは「その国の言葉をその言葉のままに覚えること」

英語で言うならば、「英語を英語で理解する」ことに尽きるでしょう。

今回はこの「英語を英語で理解する」ために最適な教材を見つけたので、紹介していきたいと思います。

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「英英辞典」は語彙力のアップに最強のツール!

いったいどんな教材化というと、それは「英英辞典」です。

英英辞典というのは、英語の単語やフレーズを英語で説明している辞典。

英語の辞典というと、学校の授業で使った「英和辞典」とか「和英辞典」を想像しますよね。

分からない英単語があると、調べたら日本語の意味が載っている”あれ”です。

逆に日本語を英語で表現したいときに使うのが「和英辞典」で、日本語で引くと英語が載っている有難い辞書なのです。

どちらも英語学習には欠かせない必須アイテムなのですが、ただこの方法はすごく便利な反面、英語を英語で考える癖が身につきづらいということになりがちです。

たとえば「朝食」を調べると「breakfast」と出てきますよね?

これで「ああ、ブレックファーストは朝食なんだ」といち早く理解はできるのですが、でもここで思考は止まってしまいます。

下手をすると日本語の「朝食」のイメージで「breakfast」を捉えてしまうかもしれないのです。

これでは英語を英語で考える、イメージする癖が身につきません。

あくまでbreakfastは朝食

この2つには英単語と日本語の2つしか存在していませんよね。

でも語学上達で必要なのは「その国の言葉の言い回しを増やすこと」が大事。

単語やフレーズを日本語のイメージで理解するのではなくて、相手の国の言葉で理解すること、独特の言い回しを覚えて会話に応用することができるようにすることが大切なんですよ。

その考えで英英辞典で「breakfast」を調べると

the meal you have in the morning

と出てきます。

これで「ふうん、in the morning(朝に)you have(頂く)the meal(食べもの)がbreakfast(朝食)なのかー」と、自然と英語での表現方法や英語圏の文化習慣、またはfood以外の「食べもの」の表現を学ぶことができるという塩梅なんですね。

この方法で少しづつ毎日語彙を増やしていると、ある日パッと外国人に英語で何かを尋ねられたときに、色々な言い回しが頭に浮かんで「オ~、ザットイズ・・・」とスムーズに口に出せるようになるのですよ。

そしてそれが「相手の文化や考え方も自然と身につけること」にもつながります。

言葉はその国の文化そのものですからね。

おすすめの英英辞典はこれだ!

とはいえ、昔から私も上に書いたようなことは分かっていました。

なので今まで色々な英英辞典を買ったり、チェックしたりしてきたのですが、いまいち使い続けようと思わなかったり、ピンとこないものばかりでした。

それは内容だけでなく「字の大きさ」「見出しの雰囲気」などの本としての魅力も合わない原因になっていたと思います。

でも最近「こ、これはっ!」という素晴らしい英英辞典を発見しました。

それが「英語を英語で理解する 英英英単語」です。

出版社が「ジャパンタイムス」と「ロゴポート」という会社になってます。

ジャパンタイムスは英語メディアでも有名な会社なので知っていましたが、ロゴポートは初めて目にしました。

書店で見つけて立ち読みしたのですが、これがまさに「ビビビビビッ!」ときましてな。

本は「初級」「中級」「上級」「超上級」に分かれています。

辞典というのはたいていは、より多くの人に目にしてもらうために一冊に内容を凝縮しているものですが、そのぶんレベルが合わない語彙の内容や表現が掲載されてると、見るのがしんどくなってしまいます。

でもこのシリーズはレベル別に編集されているので、自分に合ったタイプを選ぶことができます。

この本が良い!と思った理由は「見出しの単語が見やすいこと」「字の大きさが適度なこと」「構成が英単語と説明だけでシンプルなこと」の3点。

はっきりいってパラパラとめくって「これはいい!続けられる!」と直感で感じたのが一番大きいです(本を買う時に大事な感覚です)

それぞれのレベル本を簡単にまとめてみると、

初級⇒ほぼ全部分かる。中学から高校レベル

中級⇒7から8割は分かる。高校から大学レベル

上級⇒4割くらいは分かる。なんとなく意味は分かるけど、はっきり訳せない。ニュース英語レベル

超上級⇒ほとんど分からない。ニュース英語や小説でも見たことないようなレベル

という感じになってます。

あくまで私の実感なので人によっては違ってくるでしょうが、だいたいは合っていると思いますね。

このレベルを選ぼう!

この中で今の自分に必要だと感じたのは「上級」「超上級」の2つです。

とくに上級は「イメージはできるけど、はっきりと言語化できない」単語が多かったので、そこの補強をするために必要かなと思いました。自分の語彙に足りない部分の知識が多いんでしょうね。

超上級は初めて目にする単語ばかりで、はっきりいって普段の生活やニュース系の英語を理解するのに全く必要ないと感じたのですが、でもこれが良いなと感じたのは「好奇心を刺激された」からです。

知らない単語ばかりなので頭が「?」になりますが、それを英語で分かりやすく噛み砕いて説明してくれているので「なるほどな」と新たな知識を増やすことができるからです。これが英英辞典の良さというやつ。

では英語を勉強する人におすすめのレベルはどれになるのかというと、

英語を習いたての初心者~中学レベルの英語をマスターした人⇒「初級」

高校レベルの英語をマスターした人⇒「中級」

英語で情報を収集できる人(したい人)⇒「上級」

英語マニアの人⇒「超上級」

になると思います。

あくまで目安ですが、私が感じたそれぞれのレベル別おすすめが上の内容ですね。

もし書店で本を目にする機会があるのなら、本をめくってみて、

単語を見て意味をイメージできるなら、そのレベル本は必要ない

という選び方もありだと思いますよ。

まとめ

中学校レベルの英文法をマスターできたなら、ぜひおすすめしたいのが今回紹介した英英辞典です。

英英辞典は英語を英語のまま理解できるので、英語圏の人の考え方や文化が自然と身につきますし、英語での言い回しも増やすことができます。

どちらも瞬時の反応力が要求される英会話では役に立つので、ぜひとも普段の学習に取り入れてほしいと思いますね。

その中で今回の書籍は個人的におすすめだと感じました。

その魅力は記事で述べた通りで、レベルにあった調べ方が楽しめると思いますよ。

一つマイナス点をいえば「意味ボギャブラリーチェック」はいらないかなということ。

本の途中でいくつか出てきますが、字が小さくて見ずらいですし、メインページで十分に理解は進むので、ここは不必要だと感じましたね。

それ以外は文句なしの出来栄えでした。

ぜひ英語学習に役立ててほしいと思います。

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