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学習法

社会人が初級から中級レベルの英会話力を身につける方法まとめ

2021年10月15日

社会人が一定のレベルの英会話力を身につける方法の紹介です。

英語をまったく話せない、聞きとれない、読めない、書けない「ゼロ」の状態から「初級~中級レベル」までの「英語を話す」ようになるための方法論です。

英語歴「外国語学部卒・TOEICスコア725観光英検2級工業英検2級の私が実践してきた学習法になります。

社会人で英語を必要とするのであれば、恐らく仕事で海外に出張しなければいけない、社内の公用語が英語になった、取引先が海外などの理由があるはずです。

収入ひいては生活に関わってくることもあり、単なる趣味領域の英会話学習とは「必要度のレベル」が違ってくるでしょう。

脳の成長速度が著しい子供とは異なり、成人してからの語学の習得にはとにかく時間がかかります。

記憶を定着させるのに何度も繰り返す必要があります。

覚えるための「理屈」も必須でしょう。

そのためにまずは「中学・高校レベルの語彙・文法」を覚え、次に実践英語力の練習の段階を踏むのが、大人の英語習得の王道だと考えています。

もちろん完璧ではないですし、想像以上にペラペラになれるわけではありません。

地道な積み重ねも必須です。

でもいったん土台が出来上がれば、その先のペラペラの道も見えてきます。

今回はそのための学習法の流れを順を追って紹介していきますね。

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学校英語を学ぶ

中学レベルの英語学習

何はともあれ、基礎的な文法力と単語力が必要です。

そのためには、まずは中学校レベルの文法・単語を覚えていくことが必須です。

市販のテキストで全然かまいません。

どれを選んでも良いです。

自分に合ったものでひたすら「暗記」「反復練習」を繰り返してください(後におすすめの書籍を紹介しています)

中学英語の知識は「簡単な日常英会話」のベースになります。

まずはここを覚えて、初級レベルの英語知識を身につけましょう。

もしどれを選んでいいのか分からないというのであれば、「スーパーステップ」シリーズがおすすめです。

公文式が発行しているテキストなので、分かりやすくて良書だと思います。

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単行本別になっているので、一つのジャンルを終えるごとに次に進む流れになっています。

全部終えると、一通りの「英文法」「英単語」「英文読解」「リスニング」「英作文」の基礎知識が身につきます。

もちろんこの教材が絶対というわけではないので、あくまでも一つの目安にしてください。

基本的にはどれを使っても良いですし(同じです)、あとはそのテキストが自分に合うか合わないかだけの差です。

高校レベルの英語学習

単語と文法

中学英語の学習が済めば、次は高校レベルの単語と文法です。

高校レベルの英語は「論理だててまとまった英語」を話すためのベースになります。

勉強する流れは中学英語を同じで、まずは単語と文法をマスターすることです。

高校英語の英文法はスーパーステップシリーズ、単語はZ会の速読速聴シリーズのコア1900あたりが良いと思います。

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私は受験勉強時代に即戦ゼミを使っていたので、高校英語の最後の総仕上げに使っても良いかなと思います。

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こちらも中学英語と同様に、あくまで一つの目安ですので、他に良いものがあればそちらを使ってください。

リーディング

高校英語の文法は文章を読み込むためのレベルになります(リーディング)

中学英文法に比べると理解が難しくなるかもしれません。

読むための英文法は、知的レベルの高い会話に使われるものも多いため、覚えて置いて決して損はしません。

英文が読めるということは、単語と文法がきちんと身についているという証拠になりますから。

その意味で、リーディングは英文法と英単語の理解の総仕上げと思ってやってみてください。

高校卒業レベルの英文を読みこなせるようになったら、普通の英字新聞の読解は6割程度は可能と思っても良いです。

ネイティブレベルの英語を聞き取ったり、話したりする際には、それに対応した語彙を覚えて置かないといけないので、そのための地ならしとしてリーディンを総合学習のつもりで学ぶようにしましょう。

理解できない言葉は、聞き取っても意味が分からない、ということになりますから。

以下に効果的なリーディング方法を紹介していますので、こちらも参考にしてください。

長文の英文読解には読み下しが最強!【スラスラ読める】

続きを見る

「リーディング補助グッズ」は以下の記事で紹介しています。

英会話の学習を効果的にサポートしてくれるグッズ3選

続きを見る

リスニング

リスニングはできればやっておいてください、という段階です。

というのも、相手の言葉を聞き取るには、その発する意味を知らなくてはいけないからです。

それが先ほどのボギャブラリーになります。

そしてそうした単語や熟語を覚えるときは、自然のその言葉を発したり、教師や教材の発音を聞いて覚えていくものなので、けっこう自然に耳は覚えている者です。

あとは速さや訛りですが、これはもう慣れるしかないので、まだこの段階では悩む必要はありません。

なので、テキストなどに付随しているCDレベルでも構わない、というのが私の見解です。

スピーキング

スピーキングに関しては、リスニング以上に、この段階では必要ありません。

むしろネイティブレベルを目指さない限りは、一番後回しで良いと思います。

というのも、ネイティブではない英語話者がいくら努力しても現地の人の発音をマスターすることは不可能だからです。

もちろん専門訓練を積めば可能でしょうが、そんな時間も余裕がある人はごくわずか。

一般的な英語学習者が目指すべきは「英語の語彙を増やし、相手の言うことを聞き取り、自分の思うことや考えることを過不足なく伝える」ことです。

その際に「流暢に」は必要ありません。

ジャパニーズイングリッシュでも全然OKです。

仮に発音がネイティブ並みでも、話している内容が「わたしこのまえ、あいすくりーむたべたんだけど、すごくおいしくてさー」レベルだったら「ん?」となってしまいますよね。

要は話す内容が大人のレベルであること、相手に知的レベルを疑われない程度のものであれば、多少の発音のまずさはカバーできます。

そのための土台作りとして「中学・高校英語のマスター」が、社会人で英語を使う際には必須。

この段階でスピーキングを学びたいのであれば、中学や高校の英語テキストの内容を声に出して読んでいる程度で良いと思います。

*より本格的な「聞く・話す」の勉強法は次の章で紹介しています。

【英単語・ボギャブラリー】基本は丸暗記でOK!語学はスポーツと同じです

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万能の頻出表現「have」フレーズ20選!【英会話】

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カジュアルな頻出表現「get」フレーズ20選!【英会話】

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自分から積極的に動く「take」フレーズ20選!【英会話】

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受け身の「give」フレーズ20選!【英会話】

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変化を引き起こす「make」フレーズ20選!【英会話】

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実践的なリスニング・スピーキング力を身につける方法

中学・高校レベルの英単語や英文法を身につけると、基本的な英語の知識は理解できるようになります。

ただその段階では外国人との会話にまだまだ耐えるものではありません。

あくまで「学校英語」にすぎないので、それをより実践的なものに変えていく必要があるからです。

本当はここでいきなり留学や外国人との会話に進んでも良いのですが、それだとまだまだ不完全な英語力のままなので、現地や現場で苦労することが目に見えています。

なのでもうしばらくは「独学」を続けて学校英語を「実戦英語」にチェンジしていくプロセスを頑張りましょう。

以下はそのための実践的な「リスニング」と「スピーキング」法です。

有効なツールとして「海外の映画やドラマ、ニュースのDVD、youtube」があります。

使用する素材では「日本語字幕」「英語字幕」がついていることが必須です。

流れとしては、

①日本語字幕で映画やドラマ、ニュース動画をみる(音声は英語)

②英語字幕で再び見る(音声は英語)

③字幕なしでもう一度見る(音声は英語)

の3つになります。

これを繰り返します。

ポイントは②の「英語字幕で見る」です。

このときに日本語と照らし合わせて意味が分からなかったり、気になった単語やフレーズをメモしておきます。

こうすることで「生の英語のボギャブラリー」が増えていくことになります。

学校英語では学べなかった「リアルな英語の表現集」というやつですね。

英語の基本的な構造は学校英語でマスターしているので、理解は早いはずですよ。

動画の良いところは、それを使うシチュエーションを話者の表情や身振り手振りで理解できるところです。

英語表現と同時に使うべき状況・ボディランゲージも学べるので、一石三鳥です。

この勉強法のより詳しい内容は以下の2つの記事でまとめていますので、こちらもよければ参考にどうぞ。

リスニング

英語のリスニング力を上げる確実な方法

続きを見る

シャドーイング

「シャドーイング」で英会話の筋肉を鍛えよう!

続きを見る

ライティング力を身につける方法

英語の4技能「読む・聞く・話す・書く」の中で最も難易度が高い英語能力になります。

これに関しては「聞く・話す」以上に正確な語彙の習得や文法の理解が必要です。

聞いたり話したりするのは相手がいることなので、その場のノリや話の流れで刻一刻と変わっていきますが、書くというのは「記録として残る」ことになるので、自分の書いた英文がずっと誰かの目にさらされ続ける可能性を意味します。

なので、これまで以上に中学・高校の文法・単語知識が問われる形になります。

そういった基礎的な部分がしっかりしていれば、あとは練習を詰めば一定のレベルまでは登れます。

その最も効果的な練習方法は「写経」

論文でもビジネス文書でもなんでもいいです。

お手本とするテキストや誰かの英文を徹底的に真似ることです。

そしてそれを自分の手で書くか、キーボードを通じてパコパコ打ち込むかです。

何度も繰り返しているうちに、自然と文章が上達しているのが分かるはずです。

これはスピーキングの練習と同じです。

手と脳に正しい英文を叩きこむ。

その意気込みです。

最初は誰かのお手本を移すだけで良いですが、慣れてきたらそれを自分のオリジナル文章に代えていきましょう。

その際に添削してくれる人が周りにいたらラッキーです。

同僚や先輩、上司がいたら、時間のあるときにお願いしましょう。

自宅に持ち帰って、英語の得意な友人や恋人、通っている英会話スクールの先生に見てもらうのも良いです。

真似る→自分で書く→第3者にチェックしてもらう

この繰り返しで自然と上達します。

ぜひ試してみてください。

ライティングに関しては、以下の記事でも写経論とおすすめサービスをまとめています。

英文ライティングの勉強法とおすすめ教材【人生の質を上げてくれる】

続きを見る

アプリを使う方法

以上は「独学」での英語学習法でしたが、以下のような理由で苦手な人がいるかもしれません。

・忙しくて勉強する時間が持てない

・自分でテキスト探しをするのが面倒(苦手)

・3日坊主で続かない

逆にいうと、

・忙しくて勉強する時間がない

「~ながら」で学習できる

・テキスト探しが面倒

英語教育のプロによるウェブテキスト・ビデオ講義が用意されている

・3日坊主で続かない

プロの脚本家による英語ストーリーで飽きずに続けられる

という流れであれば「継続は可能」ということになります。

こられを可能にするサービスを提供しているのが、リクルート社が運営する「スタディサプリENGLISH」です。

スマホやタブレットにインストールするだけで(PCでも可能)、英会話の上達に必要な単語・文法・言い回し・スピーキング・リスニング・ライティングが学べるシステムになっています。

英語学習の流れがアプリ上で完結できるので、あれこれ悩むことなく楽しく学ぶことが可能です。

サービスは「日常英会話」「ビジネス英会話」「TOEIC対策」「TOEICパーソナルコーチング」の4種類が用意されていて、私自身はTOEICパーソナルコーチプランを除くすべてを体験しました。

リクルートの英会話学習アプリ体験レビューまとめ【3選】

続きを見る

24時間いつでもどこで聞いて見て学べること、自然とフレーズや知識が増えていくのが良いなと感じました。

中学・高校レベルの基礎力と、実践に使える「生きた英語表現」が同時に学べるのもメリットだなと思います。

「7日間の無料体験」がついていますので、それでサービスの雰囲気や講義・テキストのレベルや内容を検討するのも良いかなと。

興味がある人はぜひ以下の公式サイトで試してみてくださいね。

最終仕上げ:外国人と話す方法(スピーキング)

 

いよいよ最終段階です。

ここまでくれば、かなり英語力が上がっているはずです。

すでに初級は脱して初級の上級、中級レベルになっていることでしょう。

あとは実際に外国人と会話(スピーキング)するだけです。

知識は十分なので、リアルな会話のスピードや間の取り方などを学んでいきましょう。

もちろんそれにも段階はあるので、以下に並べていきますね。

①練習相手になってくれる外国人を探す

日本に住んでいる外国人との英会話になります。

ある程度、日本語が理解できる人が良いでしょう。

お互いに語学を学び合うのもおすすめです。

全国に支部のある国際協力センターなら、日本語を教える語学ボランティアの登録制度もありますし、利用者同士のフリー語学交換もあるので、こちらも良いかと思いますね(私も何度か利用したことがあります)

一般財団法人「自治体国際化協会」

ほかにも、地域の語学の交流イベントや留学生、会社の同僚の外国人、近所に住んでいる外国人、行きつけのバーなどの外国人、趣味サークル等の外国人など、その気になれば今は外国人が身の回りに多くいるので、色々とサーチしてみるのも面白いかも知れません。

②日本に観光に来ている外国人と話す

観光客に英語で話しかけて、できれば日本を案内してあげる語学の勉強法です。

昔からある世界共通の語学練習法です。

相手が日本語を話せない場合も多いので、ぶっつけ本番の度胸試しにもおすすめです。

私は試したことはないですが、かなり効果的で「王道」の語学鍛錬法だと思いますよ。

③英会話学校に通う

お金を払って英会話のお膳立てをしてもらう方法です。

前に挙げた例に比べれば随分と「だらしない」手段ではありますが、お金のやり取りがあるだけに質は高く、目的もはっきりしているので、より短い時間で効果を挙げられる方法になります。

とくに社会人は仕事がメインになるので、先に挙げた方法がとりずらいケースが多いかと思います。

その意味である程度、自由のきくお金があり、仕事以外の空いた時間を活用したいという前向きな方であれば、最もおすすめな方法ではないでしょうか。

世の中には色々な英会話スクールがありますが、私が常に注目しているのが「老舗であるかどうか」「全国に支店があるかどうか」の2つです。

老舗であるということは「長年続いている」ということでもあり、長年続いているということは「支持している利用者がいる」「そういう人たちの口コミで広まっていっている」ということにもつながります。

「全国に支店」があるかどうかのメリットは、社会人ともなれば出張や地方への赴任は避けられない場合もあるかと思いますし、そんな時にどこへいっても利用できる英会話スクール、しかも通いなれた同じシステムをもつスクール(講師は異なるにしても)だと、比較的に安心して通い直しができる点にあると思います。

そんな2つを兼ね備えたスクールは「ベルリッツ」と「ECC」。

ベルリッツはアメリカ発祥の英会話スク―ルで、1878年に創業し、日本国内では全国で60校以上のスクールがあります。

ECCは日本発の英会話スクールで、1962年に創業し、全国で145校(外語学院)あります。

どちらもCMでも有名な駅前スクールですね。

またどちらも40年~100年以上の歴史を誇り、安定した運営ノウハウと高い信頼をユーザーから得ています。

どちらも無料体験を用意しているので、スクールの雰囲気や授業内容を確かめたい場合はチェックしてみてください。

老舗の英会話スクール「ベルリッツ」「ECC」を比較紹介

続きを見る

④英語を使う仕事をする

英語を話す必要のある仕事に就く方法です。

いきなり就職だと英語以外の苦労が増えるので、最初はアルバイト程度が良いと思います(もちろん副業です)

観光地の土産屋さんでも良いですし、外国人が良く来るバーやレストランなどの接客もおすすめです。

コンビニや量販店のアルバイトでも良いと思います。

逆に観光地や主要都市に住んでいない場合は、探すのに苦労するかもしれません。

地方は労働者としての外国人が多いと思うので、英語は通じない可能性もありますから。

その場合は求人サイトで「英語」「英会話」と打ち込んで、近隣の英語を使える仕事を探すのが手っ取り早いと思います。

英語に自信があれば通訳や翻訳の副業もおすすめです。

どうせ英語を使うのならキャリア形成に組み込みたいという方は、転職を視野に入れても良いですね。

以下に英語を使った仕事とその種類、TOEICスコアの目安や就職・転職の流れなどをまとめていますので、こちらもよければ参考にしてください。

英語を活かせる仕事と年収・体験談を紹介

続きを見る

まとめ

以上が独学で初級から中級レベルの英会話力を身につける方法論です。

最後の外国人と話す方法は厳密には独学ではありませんが、自分からアクションを起こして無料で行うという意味では「独力で学ぶ」に等しいと思います。

基本的な流れは、

①英語の基本的知識を身につける(中学・高校英語)

②実践的な英語表現を身につける

③外国人と話す

の3つに分けられるかなと。

私の場合は①は十分でも、②が不十分なままで海外に旅立ったので、あまり上手に現地の人と会話することが叶わなかったのですが、帰国してから一念発起して学び直し、今はなんとかビジネス英語の初級くらいまでは話せるようになっています。

なので、個人的にはとくに②の実践的な英語表現の獲得が肝かなと思っていますよ。

当時は今のようにyoutubeがありませんでしたので、学習環境はより充実していると思いますしね。

あとは外国人とたっぷり話す機会をもつだけ。

仕事でバリバリに英語を使っていきましょう。

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